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Reason06: 視線の先にあるもの

キャプター/ウッドロウ

「ねぇ、本当に良いのかしら?開発作業、未だに何にも進んで居ないわ。もう三ヶ月が経ったのに」

「ええー?セイラ、気にしてるのかい?あんなに元帥に対して邪険に扱ってるのに?」

「何よアダムス、あなたこそ。そもそも三ヶ月前の就業開始日に、自分から『今日から俺のことを元帥と呼べ』なんて。気が狂ってるわ、戦争なんて始まってないのに。ちょっと可笑しいのよあの人」

「まぁ、確かに。いくら大統領だからって、”元帥”っていうのはちょっと……」

……

就業時間後になると、それこそ開発斑、さらに一階東側の食堂、一階北側のカフェ等々、俺はあらゆる階を駆け巡っては

あの「リン・ロッグ」の居そうな班を探した。

もう仕事を辞めては居ないかどうか心配しつつ、もし辞めるとするなら、
辞める原因を俺に当てつけないように仕向けるため、俺は奴を探した。

しかし、居ない。なかなか居ない。

変な噂でも立ったらどうする。
 

俺があんなに横暴で、恥知らずで、しかも開発斑の連中とのコミュニケーションがまるで取れず
「兵器の開発が遅れている」などと……

そんな中で、だ。
奴が居た……!!居たのだ……!

今、中庭のベンチでうとうとしているのを俺は発見した。
よし、早速声を掛け……!!って、あの栗毛色の髪色は……!!?

「ねぇ、君、そこのブロンド髪の!眼鏡君!」
「こーんなところで寝ていたら風邪ひくよ…!」
「ん、あと五分……待ってください…すぅ…」

ああ、しばらく会わないうちにシャルルともしや友達に!?
そこで俺は帰ってきた道をUターンし、シャルルに全てを託すことに決めた。

「シャルル、一役買ってくれ!頼む!」

 

To be continued

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